障害のある人のその障がいとは、
周りの理解と協力に基づく社会環境の整備により
障がいではなくなるのです。
人間の誰もが持つ「違い」の1つとなるのです。
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お知らせ

出店のお知らせ

1. かしままつりと同時開催の環境展に出店

日時:10月22日(日) 10時~16時
会場:かしまサッカー場ふれあい広場
出品:EMボカシ、EM活性液、生ごみ堆肥用密閉容器、EM石けん、アクリルたわし

2. て~ら祭に出店

日時:11月4日(土)・5日(日)
会場:鹿嶋市立中央公民館
出品:EMボカシ、EM活性液、生ごみ堆肥用密閉容器、EM石けん、アクリルたわし

4年ぶりに開催することができ、来場のみなさまにお会いできるのが楽しみです。

ごあいさつ

代表あいさつ

 はじめまして、施設長の平井恵美子です。かたつむり工房は里山情緒あふれる北浦湖を望む高台1000坪の敷地に、楽農園と作業棟、ビニールハウス、鶏舎、相談室、調理室、食堂の他、ピザ窯、囲炉裏、塩たきカマドの設備があります。

 薬農園では、生ごみ堆肥の無農薬で安全な野菜を栽培しています。支援員さんの発案で、研修生(施設を利用する障がいのある方)が、農園の1面に自分の畑スペースを作り、自由に使えるようにしました。まずは、指導員がクワやスコップの使い方を耕して見せてから研修生も耕して、さっそく、ナスとトマトの苗を植えました。後で研修生に感想を聞くと「指導員の力と技がすごい!」と、やってみて体で実感できたようです。

 翌日から通所するとすぐに、ジョウロを手にマイガーデンに直行して水やりし、収穫の日を楽しみにしています。小動物の大好きな研修生は、鶏舎に直行して、にわとりを抱いたり餌をやったり、鳥小屋でにわとりとふれあい育てるひと時が癒やしとなり、通所の励みになっているようです。

  EMボカシ作りや野菜作りを行うことで、研修生の心が落ち着いていくのを感じます。作業所を退所した方も、たまに訪れ畑や囲りの山々っを眺め、笑顔がもどって帰られる心地良い空間になっているようです。

事業紹介

就労継続支援B型

 就労継続支援B型とは、障がいのある方が、一般企業に就職することに対して不安があったり、就職することが困難な場合に、“雇用契約を結ばずに”生産活動などの就労訓練をおこなうことができる事業所及びサービスです。

障がい者総合支援法という法律で定められた、国の就労支援サービスのひとつで、「就労の機会の提供」や「就労に必要な能力を育む」ことを目的としています。

日中一時支援

 日中一時支援事業とは、障がい者総合支援法の下の地域生活支援事業に位置づくサービスで、厚労省の通達によれば、次のような目的で行う事業です。

障がい者等の日中における活動の場を確保し、障がい者等の家族の就労支援及び障害者等を日常的に介護している家族の一時的な休息を目的としています。

施設について

施設の特色

安心安全な野菜の栽培

 生ごみが良質な有機肥料に生まれ変わるEMボカシを製造しています。無農薬、無化学肥料で、生ごみをEMボカシで堆肥化して土に入れ、堆肥で育てた野菜は、栄養価も味も濃くしかも安全でおいしいと、研修生も味のちがいに驚いています。

廃油活用のEM石けん作り

 家庭で処理に困る廃油を活用して、EM石けんを製造しています。食器洗い、浴用、洗髪にも無添加なので安心です。えりや靴下の汚れや台所の油汚れ、排水管の悪臭やヌメリを防ぎます。使って流して河川の汚染を浄化します。

EMボカシづくり

 EMボカシとは、米ヌカをEMで発酵させて作る農業用資材です。家庭の生ごみを燃やすゴミに出すと、燃料を消費し環境を汚染します。生ごみにEMボカシをまぜると、良質な有機肥料になります。障害があっても地域の環境を良くしようと、大きなミキサーを回転させてヌカやEMを混ぜ、心をこめてEMボカシを作っています。

施設の目標

  • 地域に開かれた施設

     数年前、ある施設で殺傷事件があった後、門扉や塀を設置するための助成がありましたが、申請せず今も、どなたでもウェルカムの開放施設です。郵便や宅急便、道案内、迷子、散歩の寄り道にと様々な方々が気軽に訪れ、新たな交流が広がり障がい者理解が深まります。
    次の写真は、地域の高齢者をいもほりにご招待して、駐車場であいさつを交わしました。

  • 社会に役立つ活動

     障がいを持っていても、社会の一員として働く喜びを感じてほしいと、施設内の作業だけでなく、毎月19日はいく日と決め、地域の公共花壇の美化活動をしています。鹿嶋市内で一番広い百坪の沿道花壇と、大野駅広場の花壇の除草、花植えに汗を流しています。

  • 健康や環境に配慮した製品づくり

     無農薬で安全な野菜の栽培、生ごみが良質な肥料に生まれ変わるEMボカシの製造と、廃油活用のEM石けん作り、環境や健康に役立つ製品を誇りを持って、製造、栽培して地域のみなさんに愛用されて喜ばれています。
    次の写真は、鹿嶋市主催環境展にEMボカシを出品し市民に生ごみ推肥普及を呼びかけました。

活動の様子

北浦浄化活動

 上の写真のEMだんごは環境浄化資材です。鹿嶋市民の水源の北浦湖に、研修生がEMだんごを水の浄化に数百個作って、毎年海の日に投入しています。

交流といやし農園

 700坪の荒れ野に毎朝、生ゴミ、雑草、収穫残渣をEM菌で発酵液肥にして散布20年。荒野がホクホク農地になりました。他の施設の方々を招いていもほり体験で交流しました。

公共花壇美化活動

 美化活動を始め10年。地域の方々のいこいの場として親しまれる花壇美化活動が研修生の誇りです。次の写真のように美しい花壇になりました。

バーベキュー収穫祭

 庭園には大きなバーベキュー炉、ピザ窯があります。研修生が育てた野菜を収穫し、バーベキュー炉で焼いて、地域のみなさんといっしょに収穫を祝い、ふれあうことで障がい者理解が深まることを願っています。

商品紹介

施設概要

基本情報

名称特定非営利活動法人 かたつむり工房
住所茨城県鹿嶋市津賀1714番地36
電話番号0299-69-6331
代表平井 恵美子
設立年月日2014年02月21日

沿革

2001年埼玉県から1000坪の荒れ野に移住
2002年700坪の楽農園を開園、50坪の鉄骨工房を建設
2008年茨城県社会適応訓練事業所 開所
2008年NHK厚生文化事業団わかば基金と上の写真のボランティアにより遊百話コテージ建設
2014年特定非営利活動法人福祉楽農園かたつむり工房を開所
2014年就労継続支援B型事業所 開所
2014年日中一時支援事業所 開所
2014年道路里親功労により茨城県知事表彰を受賞
2014年全国一斉EMだんご投入北浦浄化活動 例年実施

アクセス

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