障害のある人のその障がいとは、
周りの理解と協力に基づく社会環境の整備により
障がいではなくなるのです。
人間の誰もが持つ「違い」の1つとなるのです。
周りの理解と協力に基づく社会環境の整備により
障がいではなくなるのです。
人間の誰もが持つ「違い」の1つとなるのです。
出店のお知らせ
はじめまして、施設長の平井恵美子です。かたつむり工房は里山情緒あふれる北浦湖を望む高台1000坪の敷地に、楽農園と作業棟、ビニールハウス、鶏舎、相談室、調理室、食堂の他、ピザ窯、囲炉裏、塩たきカマドの設備があります。
薬農園では、生ごみ堆肥の無農薬で安全な野菜を栽培しています。支援員さんの発案で、研修生(施設を利用する障がいのある方)が、農園の1面に自分の畑スペースを作り、自由に使えるようにしました。まずは、指導員がクワやスコップの使い方を耕して見せてから研修生も耕して、さっそく、ナスとトマトの苗を植えました。後で研修生に感想を聞くと「指導員の力と技がすごい!」と、やってみて体で実感できたようです。
翌日から通所するとすぐに、ジョウロを手にマイガーデンに直行して水やりし、収穫の日を楽しみにしています。小動物の大好きな研修生は、鶏舎に直行して、にわとりを抱いたり餌をやったり、鳥小屋でにわとりとふれあい育てるひと時が癒やしとなり、通所の励みになっているようです。
EMボカシ作りや野菜作りを行うことで、研修生の心が落ち着いていくのを感じます。作業所を退所した方も、たまに訪れ畑や囲りの山々っを眺め、笑顔がもどって帰られる心地良い空間になっているようです。
就労継続支援B型とは、障がいのある方が、一般企業に就職することに対して不安があったり、就職することが困難な場合に、“雇用契約を結ばずに”生産活動などの就労訓練をおこなうことができる事業所及びサービスです。
障がい者総合支援法という法律で定められた、国の就労支援サービスのひとつで、「就労の機会の提供」や「就労に必要な能力を育む」ことを目的としています。
日中一時支援事業とは、障がい者総合支援法の下の地域生活支援事業に位置づくサービスで、厚労省の通達によれば、次のような目的で行う事業です。
障がい者等の日中における活動の場を確保し、障がい者等の家族の就労支援及び障害者等を日常的に介護している家族の一時的な休息を目的としています。
生ごみが良質な有機肥料に生まれ変わるEMボカシを製造しています。無農薬、無化学肥料で、生ごみをEMボカシで堆肥化して土に入れ、堆肥で育てた野菜は、栄養価も味も濃くしかも安全でおいしいと、研修生も味のちがいに驚いています。
家庭で処理に困る廃油を活用して、EM石けんを製造しています。食器洗い、浴用、洗髪にも無添加なので安心です。えりや靴下の汚れや台所の油汚れ、排水管の悪臭やヌメリを防ぎます。使って流して河川の汚染を浄化します。
EMボカシとは、米ヌカをEMで発酵させて作る農業用資材です。家庭の生ごみを燃やすゴミに出すと、燃料を消費し環境を汚染します。生ごみにEMボカシをまぜると、良質な有機肥料になります。障害があっても地域の環境を良くしようと、大きなミキサーを回転させてヌカやEMを混ぜ、心をこめてEMボカシを作っています。
数年前、ある施設で殺傷事件があった後、門扉や塀を設置するための助成がありましたが、申請せず今も、どなたでもウェルカムの開放施設です。郵便や宅急便、道案内、迷子、散歩の寄り道にと様々な方々が気軽に訪れ、新たな交流が広がり障がい者理解が深まります。
次の写真は、地域の高齢者をいもほりにご招待して、駐車場であいさつを交わしました。
障がいを持っていても、社会の一員として働く喜びを感じてほしいと、施設内の作業だけでなく、毎月19日はいく日と決め、地域の公共花壇の美化活動をしています。鹿嶋市内で一番広い百坪の沿道花壇と、大野駅広場の花壇の除草、花植えに汗を流しています。
無農薬で安全な野菜の栽培、生ごみが良質な肥料に生まれ変わるEMボカシの製造と、廃油活用のEM石けん作り、環境や健康に役立つ製品を誇りを持って、製造、栽培して地域のみなさんに愛用されて喜ばれています。
次の写真は、鹿嶋市主催環境展にEMボカシを出品し市民に生ごみ推肥普及を呼びかけました。
北浦浄化活動
上の写真のEMだんごは環境浄化資材です。鹿嶋市民の水源の北浦湖に、研修生がEMだんごを水の浄化に数百個作って、毎年海の日に投入しています。
交流といやし農園
700坪の荒れ野に毎朝、生ゴミ、雑草、収穫残渣をEM菌で発酵液肥にして散布20年。荒野がホクホク農地になりました。他の施設の方々を招いていもほり体験で交流しました。
公共花壇美化活動
美化活動を始め10年。地域の方々のいこいの場として親しまれる花壇美化活動が研修生の誇りです。次の写真のように美しい花壇になりました。
バーベキュー収穫祭
庭園には大きなバーベキュー炉、ピザ窯があります。研修生が育てた野菜を収穫し、バーベキュー炉で焼いて、地域のみなさんといっしょに収穫を祝い、ふれあうことで障がい者理解が深まることを願っています。
EM石けん
200円
お風呂 – 髪・顔・体と全身を洗え、肌の敏感な赤ちゃんにも使えます。
キッチン – 食器も布巾も洗え手のあれの心配なく使え、ガラスのコップや給水栓などの金属部分もピカピカに輝きます。
衣類の汚れ – 汚れ部分を水で湿らせ、石けんを生地に優しく塗り、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うだけで汚れがキレイになります。
”人にやさしい石けんは自然にもやさしい”
健康のため・地球環境・自然のため – 石けんを選ぶ人の輪が広がる未来を願ってEM石けんを作っています。
EM活性液
800円/2L
千倍に水でうすめて、野菜や花に散布して安全でおいしい野菜づくり。入浴前に50cc入れて芯から温まる。トイレの悪臭が消え、便器に汚れが付かない。
EMボカシ
250円/600g
EMで米ヌカなどの有機物を発酵させてEMを増殖させたもの。農園では有機物がEMを増殖させるエサとなります。EMボカシで育てる野菜は糖・ビタミンCの含量が高く健康で栄養価の高い野菜が育ち、しかも安全です。
名称 | 特定非営利活動法人 かたつむり工房 |
住所 | 茨城県鹿嶋市津賀1714番地36 |
電話番号 | 0299-69-6331 |
代表 | 平井 恵美子 |
設立年月日 | 2014年02月21日 |
2001年 | 埼玉県から1000坪の荒れ野に移住 |
2002年 | 700坪の楽農園を開園、50坪の鉄骨工房を建設 |
2008年 | 茨城県社会適応訓練事業所 開所 |
2008年 | NHK厚生文化事業団わかば基金と上の写真のボランティアにより遊百話コテージ建設 |
2014年 | 特定非営利活動法人福祉楽農園かたつむり工房を開所 |
2014年 | 就労継続支援B型事業所 開所 |
2014年 | 日中一時支援事業所 開所 |
2014年 | 道路里親功労により茨城県知事表彰を受賞 |
2014年 | 全国一斉EMだんご投入北浦浄化活動 例年実施 |